ホリエモン最新本、東京改造計画は都知事選の公約兼マニフェストになるか?

2020年5月30日発売のホリエモンこと、堀江貴文さんの最新本、「東京改造計画」は、発売前にも関わらずツイッターなどで話題になっています。

その理由は「東京都への緊急提言37項」の斬新さと、都知事選に出馬する可能性があるからです。

賛同できるものもそうでないものもあるとは思いますが、実現したら楽しそうと思えるようなものも多いです。

以前、爆笑問題の太田光さんが「政治家は夢を語れよ!」とおっしゃっていましたが、まさに夢がつまっていると思います。(ホリエモンさんは今、政治家ではないですが)

今回発売される「東京改造計画」が公約兼マニフェストとなるのかどうかについて、個人的にはかなりの確率で出馬の可能性は高いと思っています。

その理由を解説していきたいと思います。

今までの著書のメッセージ

ホリエモンさんの数ある著書の中から、5冊を拝読してみました。『理不尽に逆らえ。』『すべての教育は「洗脳」である』『多動力』『99%の人が気づいていないお金の正体』『健康の結論』です。

メッセージは一貫しています。その中でも私が強く受け取ったのは3点です。

ホリエモンのメッセージだと思った3点
  • 楽しんで生きよう!
  • やりたいことやればいいじゃん!
  • 未来は明るいと信じろ!

ご本人は否定すると思いますが、人への思いやりを強く感じました。

生きるとは何かということに対するご自身の哲学がつまっています。

やめたいならやめればいいじゃん」これが言える人はなかなかいません。

「やめたくてもがんばれ。みんながんばってんだ」というのが、日本に根付いている教えです。

その裏にある本音はがんばれない奴はいらないという恐ろしいメッセージとも取れます。例外なく私もその洗脳を受けている一人です。

ホリエモンの著書「すべての教育は洗脳である」の一文です。

日本には、僕のような「我慢しない人」を軽蔑する文化がある。そして、「我慢強い人」を褒め称える文化がある。

(中略)

その原因は何か?「学校」なのである。

この言葉は、生活や仕事でとにかく我慢して生きている私のようないわゆる弱者への希望のメッセージに見えました。

このメッセージだけでも、ホリエモンが本当に救いたいと願っている人は誰なのか、何を訴えたいのかがわかる気がします。

ホリエモンの著書を読んだ人の中でも、「行動」を起こせる人はまれです。

一人でも多くの人がイキイキ生きるためには、「義務教育」をどうするかはとても重要です。

貴重な子ども時代の中で、多くの時間を奪うからです。

「学校」を変えなきゃだめだと気づいて「行動」するとなると、「政治」に関わることに積極的になると思います

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ツイッターでのメッセージ

ご本人のツイッターでも、哲学が垣間見えます。

反対意見にも積極的にコメントしているところです。

返信のことばは荒々しく映りますが、「無視しない」という選択をするのはものすごい労力です。

有料メルマガではなぜ、反応するのかその答えにも言及しています。

無視した方がいいようなたった一人の人を見捨てず、その人の生きづらさをよくしたいと願い行動できる人はすごいなと思います。

それでも、ひとりずつ相手にするには限界があります。

より多くの人を生きやすくしたいと願い行動しようとすると、やはり出馬となるでしょう。

東京都への緊急提言37項の本気度

今の時点で公表されている37の項目だけも見応えがあります。

今までの著書や発言から見ても、口先だけでなく、どれも本気で実現できると考えているのが伝わってきます。

第1章の「経済」で、個人的に注目しているのは、「渋滞・満員電車・都営・東京の空」です。

人と物の移動を徹底的に整理することで、働きやすさは格段に上がると思います。

kokokoko

満員電車歴20年以上の私にとっても、きっと良い政策に違いない

第2章の「教育・社会保障」での、「学校の解体で子どもの才能を解放する・正解を教えない教育」というのも夢があります。

そして、女性の月経のつらさをわかってくれるとは目からウロコです。

『「ジジ活」「ババ活」で出会い応援』・『健康寿命世界一』政策で、高齢世代に向けてもきちんと夢を提供しています。

みないずれはジジババになるわけですから、ジジババが活躍することは大賛成です

第4章の「都政」に関しては、保守的な公務員や今の制度を変えられたら困る利権団体などからネガティブキャンペーンをはられそうなほどおもしろいです。

第5章の「未来の生き方」に関しては、「遊び場を増やす」・「限りなく生活コストを下げる」に注目しています。

今回の自粛生活で、生活コストは限りなく下げられることがわかった一人です。

生活コストを下げてみると、自分が本当にやりたい楽しい遊びや価値のあるものが見えてきます。

長い人生を今までと同じ教育と人生プランで乗り越えるのはもう無理でしょう。

「人生100年時代のコミュニティ」も気になるところです。

ただの1冊の著書とは考えにくい

これだけの本気の計画をただの1冊の著書で終わらせるとは考えにくいです。

本の宣伝の一文です。

このままでは、この国も東京も終わる。

今こそ、未来のために、立ち上がろう。

堀江貴文著「東京改造計画」より

発したことばを行動し続けているのがホリエモンです。

「東京改造計画」が本の発売だけで実現できると考えているはずがありません

以上のような理由から、「東京改造計画」の著書を公約兼マニフェストとして、東京都知事選に立候補すると予想しました。

堀江貴文都知事誕生の可能性は?

テレビと新聞だけの情報に頼らない世代、情報リテラシーが高いと考えられる10~40代の動きがカギになりそうですね。

東京都の未来は日本の未来と言っても過言ではありません。

東京都知事選を通して、ホリエモンの描く夢の世界を聴けるのが勝手ながら楽しみです。

ホリエモンが出馬することで、10〜40代の投票率を70%に引き上げて欲しいと願います。

投票に行かない世代の政策は軽視されてしまいます

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