XJAPANのYOSHIKIさんと工藤静香さんがつきあっていたのは、26年前。
1994年3月、YOSHIKIさんのロスでの逮捕で交際がフライデーされるという衝撃の発覚でした。交際発覚の仕方も派手でまさにビッグカップルでしたね。さすがいまだに第一線で活躍し、注目され続けているお二人です。
一時はどっちがYOSHIKIでどっちが静香?と言われるほど、似た風貌をしていました。静香さんが、交際相手にとことん尽くして染まるタイプの女性だからでしょう。
別れた後も静香さんがメインパーソナリティを勤めるテレビ番組「music-enta」(放送期間2000年4月19日から2001年3月14日)にYOSHIKIさんが出演し、「妹みたいなもんなんで」とはにかみながらおっしゃっていました。
今ではキムタクこと木村拓哉さんとお子さま2人に尽くし、家庭円満、順風満帆な人生を歩まれている工藤静香さん。
一方、YOSHIKIさんは世界的アーティスト、実業家、慈善家としても多方面で活躍を続けていらっしゃいます。
今回は、YOSHIKIさんと工藤静香さんの当時の交際について、出会いから別れた理由、そして最近の関係までの馴れ初めをまとめてみたいと思います。
YOSHIKIと工藤静香のプロフィール
- 芸名:YOSHIKI
- 本名:林佳樹(はやしよしき)
- 生年月日:1965年11月20日
- 年齢:54歳(2020年5月現在)
- 出身地:千葉県
- 血液型:B型
XJAPAN再結成後、正式には、生年月日、年齢、出身地は非公表、Xなのですが、ご本人も「まあ、でもToshlと幼なじみと公表してるんで、まあ、わかりますよね」と苦笑い。
- 芸名:工藤静香
- 本名:木村静香
- 生年月日:1970年4月14日
- 年齢:50歳(2020年5月現在)
- 出身地:東京都
- 血液型:B型
年齢差は5歳もあったんですね。YOSHIKIさんが若く見えるのでそんなに変わらないかと思っていました。共通点はB型です。
YOSHIKIと工藤静香の出会い
出会いの候補として最も可能性が高いのは「YOSHIKI VS 工藤静香 芸術対談」という番組内での企画です。
- 静香さんがXのコンサートを観に行き、感激したこと
- (コンサートで)3時間立っていたのが初めてだったがみんな飽きなかった
- 1月7日一番最終の日、3日間あるんだったらどうせなら最後の日に観にいきたいとみんなで話していた
- (YOSHIKIさんと静香さんは)何分か前に会ったばっかり
- (静香さんの)バックのドラムの人に聞いても「あのドラムはすごいよ。あんだけ叩いたら死んじゃうよ」という話をしてて、観ててすごいと思った
- Xのみなさんのステージはパワフルでスローな時は引き込まれる。メロディが大好き。激しい音の時、龍かなんかがいるような雰囲気でかっこよかった
- YOSHIKIさんは雰囲気を大切にする
- YOSHIKIさんから静香さんへの印象は、絵の話とかインタビューを読んでいて、すごい男っぽいというか、すごく共感することがあった
- YOSHIKIさんは絵は描かないが、二科展とか、美術館の雰囲気が好き
- なんでピアノとドラムなのかという静香さんの質問に嬉しそうに答える
観ているこちらが、恥ずかしくなるくらい、お二人がお互いをすてきだなと思い合っているのがわかる映像です。
静香さんが観に行ったコンサートは1992年1月5日から1月7日までの東京ドーム3Days〜破滅に向かって〜の最終日ですね。
(夫の元SMAPの木村拓哉さんも稲垣吾郎さんに誘われてXのコンサートに行った話をしていらしたので、いつのライブでしょうかね。)
静香さんがYOSHIKIさんに関心を寄せているインタビューに愛を感じますし、それに真摯に答えるYOSHIKIさんにも好感が持てます。
てか、両方のファンなだけでしょ
そう、元々、交際発覚前から両方のガチファン♪
今後XJAPANが海外に進出することに対し、静香さんは、「私も含めて見てるファンのみなさんもすごく楽しみに待っていると思いますので、お体に気をつけて頑張ってください」とエールを送り、番組は終わっています。
その後、一番近くでエールを送ることになったというのはとてもロマンティックですね。
よって、この番組がお二人の出会いと推測します。
その後、YOSHIKIさん関連の本で、音楽関係者の方に、YOSHIKIさん自らがロスの自宅で、 「すごい人紹介するね、ほら、静香」と嬉しそうにしていたエピソードも語られています。
とても幸せそうな交際でしたね。
YOSHIKIと工藤静香の熱愛発覚
1994年3月10日に、『フライデー』でYOSHIKIさんの危険運転での逮捕と同時に、その同乗者が工藤静香さんであることでお二人の交際がスクープされました。
熱愛発覚時の年齢は、YOSHIKIさん28歳、工藤静香さん23歳です。
YOSHIKIさん逮捕の衝撃と共に工藤静香さんとの交際発覚でダブルショックを受けた当時のXファンのみなさん。
それ、あなたでしょ
そう、それ私です。むしろ両方のガチファンの私は歓喜した♪
ちなみに、危険運転でYOSHIKIさんがロスで逮捕された時は、XJAPANが世界進出をかけて生み出した1曲30分の超大作「ART OF LIFE」の完成の打ち上げの時でした。何ヶ月もレコーディングスタジオにこもりきりで、久々にお酒を大量に飲みすぎてしまったと後にYOSHIKIさん自らが振り返っています。
その後、お二人は、ロスから成田空港に帰ってきたところもスクープされています。
当時のお二人の風貌がそっくりだったので、どっちがどっち?と週刊誌や新聞の見出しも出ました。
交際発覚の年、1994年12月31日の紅白歌合戦での共演も大きな話題になりました。
XJAPANのリハーサル中にセットから転落し、右靭帯裂傷の大怪我を負ったYOSHIKIさん。
出演が危ぶまれましたが、強行出演。その時の演奏の映像は、とても痛そうですが、さらに迫力が増したパフォーマンスになっています。
白組のXJAPANに続いて、紅組の工藤静香さんが演技するという、NHKの攻めの演出でした。
当時の静香さんもYOSHIKIさんの影響を受けたロックダンスナンバーですばらしい演技を披露しています。
YOSHIKIの影響を工藤静香は曲で表現
工藤静香さんのアルバムEXPOSEにYOSHIKIさんとの交際期間の想いが全てつまっています。
「Blue Rose」で始まり「Ice Rain」で終わる恋物語です。
静香さんご本人は歌詞に私生活は入れないと発言していた雑誌もありましたが、どう観てもYOSHIKIさんの世界観の影響を受けた仕上がりになっています。
「Blue Rose」は、YOSHIKIさんが歌詞の中にもよく登場させるあり得ないものの象徴、青い薔薇です。
そして、アルバムタイトル「Expose」にもXを入れています。Exposeはさらけ出すという意味もあります。
今でいう匂わせですね。
一方、1994年7月10日発売のXJAPANのRusty Nail が静香さんに向けた曲というのは全くの誤報です。
この当時のYOSHIKIさんが、歌詞で描く『貴方』という歌詞は、亡くなった方を意味します。一見すると恋愛で相手を失ったことを表す歌詞にも見えますが、34歳で自殺されたYOHIKIさんご自身の父親へ向けたものです。
ちなみに、当時の雑誌インタビューで、30歳までに子供を生みたいと発言していた工藤静香さん。
YOSHIKIさんとの結婚も意識していたことでしょう。
一方、YOSHIKIさんは当時の雑誌インタビューで、「1に音楽、2に音楽、3に音楽で、やっと4番目くらいに私生活とかが入ってくる。だから、絶対結婚はしない。相手の人に寂しい想いをさせるだけだから」と発言していました。
さすがにこの発言は、全くの部外者からみても、YOSHIKIさんと工藤静香さんは別れを選ぶしかないと予想がつきます。
ボーカリストとして、ご自身の声とピアノの旋律だけで歌ってみたいと言っていた工藤静香さんが、「Ice Rain」では美しい旋律と歌詞で静かなバラードを情熱的に歌い上げています。
「Rain」はYOSHIKIさんの代名詞のひとつです。
Xの代表曲「Endless Rain」始め、最近ではSixTONESのデビュー曲で提供した楽曲「Imitation Rain」にも「Rain」が入っています。
それだけYOSHIKIさんにとって「Rain」は重要なキーワードです。
工藤静香さんの「Ice Rain」は、まさに静香さんが好きだと発言していたXのバラードを思わせる構成です。歌詞も別れの物語を綴ったものになっています。
後にYOSHIKIさんが静香さんに楽曲提供した「深紅の花」は、「Ice Rain」のアンサーソングのようです。二つで一つと考えるとより深く楽しめます。
YOSHIKIさんと付き合っている最中の工藤静香さんのアーティスト活動がすばらしすぎたので、個人的にはこのままアーティスティックな人生を極めるのか、どうするのか注目していました。
その後、間もなく、木村拓哉さんと授かり婚を発表した時は、30歳までに子どもを生むという、ご自身の計画を貫き通されたんだなと感じたものです。
この辺の真っ直ぐな生き様に憧れる気持ちと、計算高く見えてしまう面が反感をかわれがちなところなのでしょう。
と、いうよりは大物、人気者の宿命ですね。
破局報道と別れた後の関係
週刊誌のスクープで工藤静香さんがロスから帰国し、黒髪に戻っていたことと、彼とはもう会ってないと発言がありました。
ロスを拠点にするYOSHIKIさんと日本での活動を選んだ工藤静香さんとの恋人としての関係は終止符が打たれました。
YOSHIKIさんの関連本によりますと、YOSHIKIさんと別れた女性たちは、引き続きYOSHIKIさんの近くで働くことが多かったようです。
さすがに工藤静香さんのような大物を別れてからもずっとそばにおくことはできなかったでしょう。
それでも、関係は良好で、工藤静香さんからの「曲書いて」のオファーにきちんと応えています。
レコーディングが厳しいことで有名だったYOSHIKIさんですが、静香さんとのレコーディングについて『music-enta』の番組内のインタビューで「やりにくかった」と笑って答えていました。「『YOSHIKI、どう?』って言われてもねぇ…?『いいんじゃない?』って言うしかないじゃない?と苦笑い。
その後、YOSHIKIさんは、静香さんについてどう思うか尋ねられると、「若作り?」と笑って答え、「妹みたいなもんなんで」と続き、「年相応の格好をした方がいいと思います」と笑顔でアドバイスしていました。
これには静香さんも「後で苦情いれます」と反論していたものの、仲睦まじく、本当に姉妹のよう…いえ、兄と妹のようでしたね。
最近でも、その発言や行動の真っ直ぐさには共通点を感じるところがあります。
最近の関係と気になる今後の関係
2019年、静香さんのInstagramのストーリーで大好きな曲という紹介のもと、YOSHIKIさんが静香さんに提供した「深紅の花」を歌っていました。
このことからも、いまだにお二人の関係は、良好と考えます。
工藤静香さんは2人のお子さんに音楽だけはやり続けるよう教育されました。
cocomi & koki のプロデューサーのような役割でもある工藤静香さんが、世界的音楽家のYOSHIKIさんとのコラボもオファーする日がくるかもしれません。
それ、勝手な願望でしょ
そう、楽しみで仕方ない♪
今後もYOSHIKIさんと工藤静香さん、大物お二人の直接もしくは間接的なコラボを期待して、また進展があれば更新していきたいと思います。